東洋医学では食物の色が五臓六腑(人間の内臓)に関係していると言われています。
内臓と関連した「色」の食物をバランスよくとるようにすると、体のバランスも整ってきます。
内臓の状態がよくなると、血液のめぐりもよくなり、気のめぐりもよくなります。
心と体をスッキリさせるためには「色」を意識して食事をとってみましょう。
特にオススメなのが、5色の食材を取り入れてスムージーにしてしまうこと。洗ったり、切ったりは面倒……という方には冷凍食品の活用もオススメ。
5色スムージーを飲み続けていると体がスッキリするだけでなく、エネルギーが高まってくるのを感じます。
色
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食材
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関連する臓腑
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黄
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グレープフルーツ
オレンジ
レモン
バナナ
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脾・胃
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白
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ヨーグルト
牛乳
大根
チーズ
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肺・大腸
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赤
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いちご
ラズベリー
にんじん
トマト
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心(心包)・小腸
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青
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キャベツ
ほうれん草
小松菜
キウイ
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肝・胆
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黒
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プルーン
レーズン
ごま
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腎
膀胱
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東洋医学の五色を取り入れて、自分の弱い部分を補強しよう
私は腎臓や膀胱系が弱く、腎盂炎や膀胱炎に何度もかかっています。
「腎臓」は精気を司る臓器で、腎臓が強い人はエネルギーが強いと言われています。
疲れやすかったり、エネルギー量が低いのは腎のエネルギーが足りていないせいかもしれません。
そんなときには「黒」の食材を積極的にとるようにしてみましょう。
自分が弱いと自覚している臓器がある場合は、関連する「色」の食材を積極的に摂取してみてください。
番外編:五色鍋で健康体質に
鍋にしてしまうのも、手軽でおすすめです。以下は、鍋にオススメの食材リストです。
五色の食材リスト
黄 | トウモロコシ、サツマイモ、ゆず、カボチャ |
白 | 大根、レンコン、はんぺん、ちくわ、かぶ |
赤 | トマト、にんじん、トウガラシ、エビ、鮭、肉類 |
青 | 小松菜、ほうれん草、ブロッコリー、キャベツ |
黒 | 海苔、こんにゃく、わかめ、しいたけ |
東洋医学の五色とともに、日頃の食生活を見直そう
「最近、調子が悪いな」というときには、体内の循環がうまくいっていないのかもしれません。
献立や「今日は何を食べようかな?」と迷ったときには、五色を意識してみるだけでも、生活の質が改善することは間違いありません。
ぜひ試してみてくださいね。