翻訳家&英語講師の仕事をしているanneです。
今回は「文法の基礎固めがしたい」という方に向けて、オススメの文法書についてまとめてみました!
文法の基礎固め①(上級者向け):徹底解説 ロイヤル英文法&問題集
『徹底解説 ロイヤル英文法』(旺文社)
価格:1,980円, 896ページ
正直言えば、『ロイヤル英文法』と別売の問題集を繰り返し解けば、英文法は、ほぼカバーできると思います。
そのくらい濃く、情報が詰まった参考書です。もはや辞書といっても過言ではない。
翻訳のお仕事を始めてからも、何度も『ロイヤル英文法』は読み返しました。
これに敵う文法の参考書は今のところありません。
ただし、問題集は上級者向けですね。解説が少ないし、難易度が高い問題も多い。
『ロイヤル英文法 問題集』(旺文社)
価格:616円, 127ページ
ある程度、基礎的な文法は理解している上で、
「もう一度、ゼロから本格的に英語の勉強をしたい」という社会人の方、難関大学を目指す高校生、「英語を活かした仕事をしたい」という方にはオススメです!
文法の基礎固め②(中級者向け):表現のための実践ロイヤル英文法
『表現のための実践ロイヤル英文法』(旺文社)
価格:2,310円, 708ページ
上記で紹介した『徹底解説 ロイヤル英文法』よりはライトで読みやすく、かつ必要な内容はすべて網羅されています。
「中学~高校で習う英文法をひと通りおさらいしたい」という方にはピッタリです。
すでに基礎的な英文法が頭に入っているよという方は、
各章の後ろに問題が付いているので、この問題を解いてみて、解けなかった部分を解説代わりに読み込んでみる、というやり方がオススメです。
それだけでは物足りない、もっとしっかり演習をしたい、という方はセットで問題集を購入するといいと思います。
『表現のための実践ロイヤル英文法 問題演習』(旺文社)
価格:1,034円, 124ページ
文法を基礎からやり直したい方向け:発展30日完成シリーズ
『発展 30日完成 英文法』(日栄社)
価格:472円, 63ページ
文法を基礎から確認して、しっかり押さえたいという方に、ぜひオススメしたい問題集。
安いし、使いやすいし、一見地味ですが、非常によくできた問題集だと思います。
30日で終わるようになっており、ボリュームもそれほど多くないので、勉強も続けやすく、
あれこれ文法の問題集に手をつけるよりも、これ1冊を何度もやったほうがよっぽど効果的です。
あまり応用力を問われるような問題はないのですが、それゆえ、シンプルに基礎固めをしっかりしたい方には良書です。
英語で英文法を学んでみるのもオススメ!:
『Grammar in Use Intermediate』は英語で書かれた文法書です。
『Grammar in Use Intermediate』(Cambridge University Press)
価格:4,532円, 337ページ
左ページに文法の解説、右ページが問題という構成になっているのですが、ネイティブと同じ感覚で文法を学べるので、「これから頑張って英語を本格的に勉強しよう!」という方はチャレンジしてみてほしい1冊です。
そのまま会話に使えるような例文が豊富なので、文法を学びつつ、コミュニケーションに必要な英語力を身につけられます。
Intermediateは中級レベルなので、すでにひと通り文法が頭に入っている人の復習用としてはちょうどいいと思います。
自信がない方は「Basic grammer」というバージョンから始めてみましょう。
注意点としては、いくつかバージョンがあり、「with answers」というものでないと、解答がないので気をつけてくださいね!
ちなみに日本語版もあるようです。
『マーフィーのケンブリッジ英文法 中級編』(Cambridge University Press)
価格:2,948円, 285ページ
『マーフィーのケンブリッジ英文法 初級編』(Cambridge University Press)
価格:2,948円, 285ページ
ボリュームもあり、これ1冊をすべて解き終わる頃には、かなりの実力がつくと思います。
英文法の基礎固めをしたい時にオススメの参考書と問題集
「参考書や問題集がたくさんあって何を選んでいいかわからない」という方もいますが、その際には以下の2点をチェックしてみてください。
・自分のレベルに合っている
・読みやすい、毎日勉強が続けやすい
また、あれこれと多くの問題集に手を出すよりも、「これだ!」と決めたものを何度も繰り返すほうが文法力はアップします。
ぜひ、ご自身に合ったものを見つけて、勉強に役立ててくださいね♪