【美輪明宏さんの天声美語】あなたの魅力を開花させる美しい生き方

自分自身を客観的に見つめたとき、「なんだか自分ってサエないな」と感じたことはありませんか?

これといった趣味もなく、休みの日は家でダラダラ過ごす。

美しい芸術作品や音楽に触れることも、活字を読むこともなく、教養といえるものは、何も持ち合わせていない。

歩くときは猫背で、不格好に歩き、ファッションに対するこだわりもなく、ファストフードばかり食べて、興味関心といえば、有名人のゴシップネタ。

コトゾラ
私自身も思い当たることがたくさんあるので、言葉にしながら胸が痛くなってきましたが……

そんなおブスな生き方をしている私にピシャリと鞭を打って、「美しい生き方をしたい」と思わせてくれる本がありました。

そう、それが、美輪明宏さんの『天声美語』です。


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本書の見どころ

本日ご紹介する本は、美輪明宏さん『天声美語』

言わずと知れたお方ではあるのですが、美輪明宏さんといえば、日本におけるシンガーソングライターの第一人者として、「ヨイトマケの唄」など数多くの名曲を作り、以降、半世紀にわたり、歌手・俳優として活動されています。

2015年の紅白歌合戦では「ヨイトマケの唄」を披露し、その圧巻のパフォーマンスでも話題となりましたが、そのことを記憶している人も多いのではないでしょうか?

コトゾラ
また、江原啓之さんと出演されていた「オーラの泉」を覚えている方も多いかもしれませんね。
ゲストの前世やオーラ、守護霊を霊視し、厳しくも温かいアドバイスを送っていた姿が印象的で、私はこの番組がとても好きでした。

その当時から美輪明宏さんの本は、ちょこちょこ読ませていただいていたのですが、実は今回紹介する『天声美語』は、もともと20年以上前に刊行された本なのです。

「20年前の本って、ちょっと古いんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。

ですが、これがまったく色あせず、今も心にビリビリと響くんです。

たしかに、時事的な内容については、時代の流れを感じる部分もあるのですが、この本の「本質」の部分は、まったく色あせていないし、20年前も今も、ずっと変わらず「すばらしい」本なんです。

これって、すごくないですか?

つまり美輪さんが投げかけてくれる人生のアドバイスは、いつの時代も変わらない、人間の本質をついたもので、だからこそ、20年経っても、時の流れを感じさせず、心に深く響くのだと思います。

この『天声美語』が初めて刊行されたのは2000年ですが、2021年には【新装版】として、リニューアル出版されました。

2000年版にはない「令和の人生相談」というパートなども加筆されているので、今後購入される人は新装版を購入するといいかもしれませんね。

コトゾラ
ちなみに、この新装版のカバー、金色でめちゃくちゃ綺麗です……というか、美しいを超えて、もはや神々しいんです。
私、最近はもっぱら電子書籍を利用しているのですが、「この本は絶対に現物でほしい!」と思って、紙の本を買いました。
手に取っているだけで気持ちが高揚するようなデザインなので、もし購入するのであれば、ぜひとも紙の本をおすすめします。

では、今回はこの「天声美語」から学んだ美しい生き方をピックアップしてお伝えしていきたいと思います。

『天声美語』から学んだ美しい生き方
①飽きられない魅力的な人になるには、真の教養人になれ!
②真に美しい女は、普段の生活が美しい
③私たちはこの地球に修行しに来ている

①飽きられない魅力的な人になるには、真の教養人になれ!

世の中には容姿端麗でも、すぐに飽きられてしまう人もいれば、決して絶世の美女や美男子というわけではないのに、人の心をつかんで離さない人たちもいますよね。

美輪さんは、人々がのめりこみ、完全にハマってしまう魅力を持つ人とは、知性、教養、ユーモア、思いやりにあふれ、決して人の悪口を言わない、明るく優しい人だといいます。

どんな話題に対してもそれなりの知識があり、自分の意見を言えるような人は、話していても奥が深く、知れば知るほど面白く、決して飽きがくることがないからです。

とはいえ、ただ頭がよくて、いろいろなことを知っていれば、魅力的かといえば、そうではありませんよね。

たとえ、いろいろなことを知っていても、人格が未熟な人は単なる「物知り」であり、真の教養人ではないと美輪さんはバッサリと言い放ちます。

なぜなら、すばらしい「人格」が備わってこそ、真の教養人だからです。

コトゾラ
ですが、このように聞くと、いきなりハードルが高く感じますよね。
私だって、もちろん「教養人」「人格者」にはなりたいけれど、少し現実離れした言葉のようにも聞こえます。

ですが、そんな方も安心してください。

美輪さんは、このように言っています。

「専門家になるのでなければ、1つ1つを極める必要などありません。好奇心をもって、「広く浅く」知っているだけでもいいのですよ」

美輪さんは「知識の八方美人になれ」ということも言っています。

例えば、音楽であれば洋楽、邦楽、クラシックからポピュラーまで、あらゆる種類をかじっておく。

そうすることで、どんな場面でも、自然に相手に合わせたり、一緒に音楽を楽しんだりすることができるようになるし、そうやって、誰かと共有できる体験の幅が広がれば、人生を何倍も楽しむことができるようになるからです。

ちなみに、私なりの解釈では、「真に教養のある人」というのは、物事を柔軟な心で受け止め、好奇心を持てる人なのかな、ということを感じました。

たとえば、心が柔軟でないと、「●●は嫌い」「●●には興味がない」などと言って、自分の興味関心がないものを退けてしまいがちです。

もちろん、こだわりを持つことは悪いことではないですが、柔軟な心や好奇心を忘れてしまうと、結果的に自分の世界を狭め、体験できることが限られてしまうのだな、ということを感じました。

それにやっぱり、話の引き出しが多い人と一緒にいるのは楽しいですよね。

教養人は1日や2日でなれるものではないかもしれませんが、日々の生活の中で、少し視野を広げ、好奇心をもっていろいろな物事を見てみると、この先体験できる世界が何倍も楽しくなるかもしれません。

真に美しい女は、普段の生活が美しい

美輪さんは、真に美しい女性は、メイクや洋服、髪型だけでなく、観るもの、聴くもの、食べるものすべてが美しいと言います。

その人が住んでいる環境、使用している小物、普段の会話、読んでいる本や聴いている音楽など普段の生活のありさまが、見えない膜のように体を包み、その「人となり」を表しているのです。

だからといって、「美しくなるために高価なものを身に着ける必要はない」ということも美輪さんは言っています。

値段が安くても美しければいいのです。たとえば、美しい詩集を読んでいれば、目に知的な光が自然と宿るようになる。

このように、日々、手に取るものの1つ1つで、すべてが変わってくるのです。

そして、そのためには、「何が美しくて、何がかっこいいのか」を判断できる目を持たなくてはいけません。

とはいえ、今の時代は情報が多すぎて、なかには「美しい」とは言えないものも、あふれていますよね。

そんなときには、日本古来の文化を学ぶといいと、美輪さんは言います。

平安時代や室町時代の文化もそうですし、明治のアールヌーヴォーや、大正ロマン、昭和モダンなど、豪華絢爛で美しいものが日本には溢れています。

その時代の文化を振り返り学ぶことは、歴史の勉強のためだけではなく、あなた自身を美しくすることでもあるのです。

古い歴史や文化、美しい言葉遣いや振る舞いを習得し、美意識を育てたうえで、新しいものを取り入れる好奇心や心の柔らかさも忘れない。

それこそが、美輪さんが若い人に伝えたい生き方のスタンスだそうです。

ここで私が意外だったのは、美輪さんが「お金をかける必要などない」と言っていることでした。

美輪さんは、「お金がない、は言い訳にならない。アンティークショップのバーゲンや百円ショップに行って、格安のものを買ったり、オリジナルのものを作ってしまえばいい」とも書いています。

コトゾラ
美輪さんはすごく華やかな方なので、「きちんとした高級なものを身につけなさい」という考えを持っているのではないかと私は勝手に思い込んでいました。
なので、「百円ショップ」という言葉が出てきたときには、すごく驚きました。

「美を取り入れる」と考えると、難しく考えてしまいがちですが、決して特別なことではなくて、美しいものに対して、アンテナを張って生活していくことが大切なのかもしれませんね。

たとえば、図書館で詩集や文学の本を借りてくることもできるし、お寺や歴史的建造物をめぐりながら、日本の文化を学ぶことだってできると美輪さんは言います。

古いもの、昔のものを「つまらない」「古臭い」と切り捨てるのではなく、柔軟な心で、日本の伝統的な美しい文化に触れ、取り入れていく姿勢が美しい自分を作るのです。

皆さんはどうですか?

私自身はこの部分を読んで、自分は日本人でありながら、日本の文化の美しさを全然知らないなと思って、少し恥ずかしさを感じました。

ですが、これからは日本の美しい文化にも、もっと目を向けたいと思ったし、日々の暮らしの中にある「美」を大切にしていきたいなとも思いました。

私たちはこの地球に修行しに来ている

美輪さんは、「美しい生き方」は私たちの死後にも影響すると言います。

たとえば、私たちは死後、肉体を脱ぎ捨てると、霊魂となります。

霊魂とは何かというと「想念」、すなわち「思い」や「念」です。

もう少しわかりやすくいうなら、肉体を持たない、「念」だけの存在といえばいいでしょうか?

霊魂とは、私たちが肉体を脱ぎ捨て、想念となった状態なのです。

そして、現世で汚れた念を放っていると、死後も汚れたままの存在となるし、想念が清く美しければ、死後も美しくいられるのです。

では、私たちは、なぜこの世に生まれてきたのでしょうか?

なぜ、美しい生き方をしなければいけないのでしょうか?

それは、私たちには、「神様のような、純粋で美しいエネルギーになる」という目的があるからです。

そのために、「私たちは、この地球に修行に来ている」と美輪さんは言います。

だから、人生の中で起きる課題をクリアし、優しくて思いやりある人格へ成長していく必要があるのです。

物質的なものではなく、「心の在り方」が大切だ、というのは、そのためです。

どんなに美しく飾り立てていても、心が美しくなければ、何も成長できていないのです。

現世で修業し、すばらしい人格を身に着け、肉体を脱ぎ捨てたあとには、美しいエネルギーとなる。

そのために今、私たちはここに生きているのです。

私たちは、様々な体験を通じて、純度の高いエネルギーになることを目指しているという話は、スピリチュアルに興味がある方なら、聞いたことがあるのではないでしょうか?

そう考えると、この世で起こる、苦しいことも、つらいことも、自らを成長させ、美しくさせてくれる感謝すべきものなのかもしれませんね。

また、「心の在り方」というのは、誤魔化しができないものなんだなということも感じました。

現世では、嘘をついたとしても、ズルい生き方をしたとしても、もしかしたらバレないかもしれない。
恨みつらみを持って、人の悪口を生きがいとする生き方だってできる。

でも、肉体を脱ぎ捨てたらどうでしょうか?

どんなに現世で美しい肉体をまとっていても、死後は、ずるくて、ネガティブにまみれた「想念」のままなのです。

そんな想念が引き合う場、ネガティブな想念が作り出す世界は、きっと地獄のような場所だと思います。

コトゾラ
こういったことを想像していると、私は「醜い想念でいたくない!!美しい生き方をしたい!」ということを心から感じました。

まとめ

この本を読んで、私がまず思った素直な感想は「もっと教養を身に着けたい!」でした。

今って、ネットでいくらでも時間って潰せてしまうし、好きなものだけ追っていたら、それだけでも十分満足できてしまいますよね。

もちろん、「好きなことに思いっきり浸る」というのも幸せなことなのですが、それって結局、自分の世界を狭めることにつながるかもしれないし、偏った世界にいると、美しいものを見抜く目、というのは養われないなとも思いました。

いろいろなものを知っているからこそ、美しいものがわかるし、「本物」をたくさん見ているから、美しいものをより深く味わえる。
そんな味わい深く、厚みのある人生を生きたいものだなと思いました。

また、この本の巻末には、特別付録として「美意識を高めるもの」のリストが付いています。

本、映画、音楽、絵画や建築物、宝石や器など、美輪さんがオススメする美しいものがずらりと掲載されていて、ここにあるものに触れるだけでも、感性が磨かれると思いますし、「何から始めていいかわからない」という方は、このリストを活用してみるのもオススメです。

というわけで今回は以上となります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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